「決断」をしたあの日。

 

 

僕の人生には、数え切れないほどの「迷い」があったしその数だけ沢山の「決断」を迫られることがありました。

 

今回ブログを始めてみて

このお題を見つけた時は、直ぐには書こうとは思いませんでした。

あまりにも、思い当たることが多くて文章をまとめれるか自信がなかったから。笑

 

でも、書くことにしました。上手に書けなくても書きたいから書きます。

 

僕は、つい最近人生でとても大きな「迷い」と「決断」をした。

それは、子供を授かったこと。

この、子供を授かった事で僕には沢山の「迷い」が生まれてしまいました。

子供を授かれた事に「迷い」という言葉を使うのは少し違うかもしれないけど、言いたい事は分かってもらえるはず。

 

単純に子供が出来た!という事は嬉しい事ですよね。しかし、僕には沢山考えることがあったんです。

 

まず、年齢のこと。当時の僕は19歳になったばかり。籍を入れていたわけでもなく相手の親御さんや自分の家族になんと説明しようか、とても悩みました。

 

仕事はフードバーを経営していましたが

安定はしておらず、子供と彼女を養っていけるのか。

生まれてくる子供を本当幸せに出来るのだろうか。

色々な事を考えました。

残念な事に、最初の頃は生まれてくるだけが幸せじゃない。と子供を下ろす事も考えてしまっていました。

無理をして産んでも不自由の多い生活をさせてしまっては可哀想だ。とかそういう事ばかり考えていました。本当に情けないですよね。

 

この時の「迷い」を「決断」に変えてくれたのは当時の彼女です。2人で毎日子供の事について話しをしていました。一緒に同居していたため、バーの仕事が終わり家に帰ると、子供をどうするのか。お互いの親には何と話すか。そればかり話していました。

 

ある日、いつものように彼女と話していて

「もし、今回の子供を下ろす事になったとしても次に生まれて来てくれる赤ちゃんを下ろした子の分まで幸せにしようね。」というような会話になりました。

その話しの途中、急に彼女が号泣したんです。当たり前ですよね。お腹の中で確かにある命を殺してしまう事になるかもしれない。

 

この時の彼女の涙が僕の「迷い」を「決断」に変えてくれたんです。

その涙を見て自分の心は決まりました。「決断」を出来た瞬間でしたね。

絶対に子供と彼女を幸せにしてみせる。腹をくくりました。

 

そう決断してからは、僕の親族に自分の決意を話しに行き、彼女の両親にも挨拶に行き夜に経営していたフードバーを閉めて、昼の仕事をすることなどを話しました。

 

最初は物凄く反対されましたが、2人で何とか意志の強さを示してお互いの親に納得してもらう事が出来たんです。

とても嬉しくてあの時の気持ちは文章じゃ表せないですね笑

 

今は、昼の仕事も少しは上手くいって家族3人で幸せに暮らしています。

僕も20代になり、子供も一歳になります。

あの時の「決断」は思い返してみれば大正解だったなと思います。

 

迷いがなく簡単に決断してしまっていたら今の自分は無かったと思いますし、とても良い経験になりました。

これからもあの頃の気持ちを忘れずに家族を幸せにしていきたいと思います。

 

読んでくれる人は少ないと思いますが、ここまで読み進めてくれた方が居たらありがとうございます!

 

皆さんにとって良い一日でありますように(^^)